2025/3/2の御茶ノ水教室について

2025/3/2(日)13:00~の御茶ノ水教室についてですが、通常の教室が確保できず、和室での開催となります。

そのため、お稽古内容は礼式生のお稽古とさせて頂きます。


礼式生(れいしきいけ)とは、神仏へ献華を行う際や人前で花をいける実演を行う際に行われる、厳粛に花を生ける為の儀礼や形式のことです。

明確に決められた手順があるわけではなく、昔からある神仏への献華作法や、皆伝で下附される『生花巻』の『客へ花を所望する事』や『廻生巻』の作法、『華かがみ 生華栞の巻』に示されている『所望の花を行ける際の礼式や心得』などを参考にしつつ、執り行われます。

普通にお花を生ける時も、花材を雑に扱わないようにしたり、丁寧な所作を心がけると言ったことはしていると思いますが、そこにより焦点を当てたお稽古となります。
見られることを意識することで、通常の所作もより優雅なものになるのではないかと思います。

池坊いけばなをやっているからには是非習得して頂きたいと思います。

当日使用する資料【PDF】
伝統的な礼式生は畳の上で行われますので、今回の会場は御茶ノ水の東京会館3Fにある和室を予定しています。

  • 開催日:2025/03/02(日) 13:30-16:00
  • 内容 :
    • 13:30-14:00 礼式生解説(映像視聴)、デモンストレーション
    • 14:00-16:00 礼式生練習及び、通し稽古
  • 会場 :池坊東京会館-3F和室
  • 対象 :当教室に参加されている方
  • 参加費:通常のお稽古代
  • 注意点:
    • 礼式生を行う際、差し支えなければ腕時計や指輪は外して頂ければと思います。
    • 和室での開催ですので靴を脱いで上がって頂きます。
      靴を脱いだあと、靴下を履き替えて頂きます。靴下をご持参ください。(お持ちなら白い靴下)
    • 正座が難しい場合は足を崩していて構いません。
      ※差し支えなければ挿者の役をやる時は正座でお願いします。(1回15分程度です。)
    • 和装の必要はありません。(もちろん和装でも構いません^^;)
    • 稽古風景を撮影します。また動画や画像で公開する場合があります。顔が写ってしまうとまずい場合は考慮致しますのでご連絡ください。