いけばなワークショップを担当してきました

通訳ご担当の方と打ち合わせ

ご存知の通り、色々と大変な時期であったので、開催が決まったのも、日程が決まったのも結構ギリギリでした。そのために細かい打ち合わせは当日会場でさせて頂きました。
東京メディアセンターというのは国内外メディアの方が作業をするスペースなので、ワークショップもメディア関係者の方を中心に想定されたものでした。通訳の方もいらしたので、どんな話をするのかなども打ち合わせをしました。

通訳をご担当頂いた方は生け花の専門家ではないのですが、私の話をあっという間にご理解頂き、要点をまとめて原稿制作をする仕事ぶりは思わず見入ってしまいました( ゚д゚)


打ち合わせをしているうちに会場の準備もスタッフの方がどんどん進めていき、あっという間に会場設営ができました。
花器や花留め、華道具の準備は当教室のお弟子さんにお願いしました。
貴重な体験ができたと思います。

時間になり、会場内にワークショップが始まるアナウンスが入りました。
いよいよワークショップです♪

会場設営中。右側にいるのは当教室のお弟子さん
解説や講師紹介を待っている私

想定とは異なり参加者はほぼ日本人の方だったので、結果的には通訳はほとんど必要なく、直接コミュニケーションを取ることができました。こういう事があると、英語をもっと習得していかないといけないなと、切実に思います^^;

ワークショップは時間が30分と限られていたので、いけばなの歴史や生け方を簡単に説明したあとデモンストレーションをおこないつつ、参加者の方にもお花を生け始めて頂きました。

今回はいけばな教授門標を頂いているお弟子さんにアシスタントとして来てもらったので、私がデモンストレーションをしている時なども随時アドバイスをしてもらえたので非常にスムーズに進んでいきました。

ワークショップ中
ワークショップ中

今回はソーシャルディスタンスを確保する必要もあり、スペースが大きく取られていたので、ゆったりと体験頂く事ができたのではないでしょうか。
短い時間でしたが花材一つ一つの表情を見ながらそれぞれの作品を生けて頂きました。

使用した花材は、
・ひまわり
・りんどう
・キノブラン(HBスターチス)
・ゴットセフィアナ
生けた作品は器ごとお持ち帰り頂きました。

参加した方の作品
通訳/司会の方とお手伝い頂いたお弟子さん(と私)

このワークショップに参加された方が、いけばなの魅力を実感してお帰り頂けていれば幸せです♪


投稿者プロフィール

宗明
宗明
華道家元池坊 准華督
一般財団法人池坊華道会 中央委員
公益財団法人日本いけばな芸術協会 正会員
元池坊東京連合支部青年部部長
Instagram:@akira1635 @akira_ikebana

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当教室の講師は茶道教室も運営をしています。和室でゆったりとしたひとときを楽しみませんか?

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