水面を生かした自由花
今年の春からお稽古を始めた方の作品です。
綺麗に咲いた桜があったので、それを生かして自然的な自由花にまとめられました。
大きい水盤に生けているのと、剣山を中心ではなく右奥の方にずらしているので水面が大きく見える様になっています。
いけばなの花器というのはお花を生ける、水をためるという機能はもちろん必要なのですが、それだけではなく、作品を構成する素材の一つでもあります。
この作品は水の中に黒い石を敷いていますが、これも制作された方が考えて配置された作品の一部、という事になります。
お花は挿し口から左に向かって大きく左前に伸びています。
剣山の位置を右奥に配置した事で、作品全体のバランスが取れて花材と花器が一体となった作品になりました。
投稿者プロフィール
-
華道家元池坊 准華督
一般財団法人池坊華道会 中央委員
公益財団法人日本いけばな芸術協会 正会員
元池坊東京連合支部青年部部長
Instagram:@akira1635 @akira_ikebana
最新の投稿
- 高尾教室2024年1月10日高尾教室の開催日程
- 未分類2024年1月4日令和6年 華道家元池坊 初生け式へ参加してまいります。
- 体験稽古情報2023年12月26日池坊ビギナーズレッスン価格改定のお知らせ
- 高尾教室2023年9月9日高尾教室の10月11月開催日公開
いけばなお稽古体験
当教室では常時お稽古体験を開催しています。
お問合せフォーム、メール、電話、FAXどういった連絡方法でも結構です。
まずはお問い合わせください。
ご都合の良い日に体験稽古をご案内いたします。
お問合せフォーム、メール、電話、FAXどういった連絡方法でも結構です。
まずはお問い合わせください。
ご都合の良い日に体験稽古をご案内いたします。